セガサミーHD、国内グループ正社員の月給について1.3％のベースアップ実施と発表…4月の給与改定、平均1万240円上昇

セガサミーホールディングス<6460>は3月4日、2014年4月からの給与改定で、執行役員を除く国内グループ会社の正社員の月例給について1.3％のベースアップを実施すると発表した。定期昇給を加えると正社員の平均で1万240円（定期昇給5551 円＋ベースアップ4689円）の月例給の引き上げとなる。

同社は自民党・安倍政権が取り組むデフレ脱却に向けた経済政策の一つである「賃金アップ要請」に賛同し、昨年より社員への生活支援施策に取り組んでいるという。2013年9月には年収 3％相当の一時金の支給を実施。今回、本主旨の取り組みを継続的におこなうため、2014年4 月よりベースアップを実施する。国内経済の消費活性化を更に後押しするとともに、持続的な経済成長に向けた健全な消費サイクルの創出に寄与していきたいとの考えだ。

今後、更なる法人税減税措置が実行された際には、その効果額の還元についても引き続き検討していくという。
 

■実施概要

・ベースアップ率 ：基本給の 1.3％ （正社員平均 4689 円）
・定期昇給 ：例年通り実施
・対象企業 ：セガサミーならびに国内連結子会社34 社
・対象者 ：執行役員を除く正社員（対象者数：約5400 名）
・時期 ：2014 年 4 月より実施
 
※ 会社単位より支給基準は変動する。
※ 直近にて給与改定などを実施した国内グループ会社は対象外となる。