ガンホー、第1四半期は営業益15%増-オンラインゲーム事業の好調が続く

ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>が本日(5月12日)発表した第1四半期(1月~3月期)の連結業績は、売上高21億5100万円(前期比5.4%増)、営業利益2億7600万円(同15.2%増)、経常利益4億6900万円(同29.1%増)、四半期純利益5億2900万円(同84.9%増)だった。 主力のPCオンラインゲーム事業が好調だったようだ。売上高19億8400万円、営業利益5億6700万円だったが、セグメント変更に伴い、前年同期との比較数字はないものの、増収増益だった模様だ。「ラグナロクオンライン」を中心に、くじ販売やキャンペーン開催、マップやクエストの追加などを行ったほか、新たにオンラインTPS「トイ・ウォーズ」をリリースした。 モバイルコンシューマ事業では、売上高2億1400万円、営業損失1億2100万円だった。「ラグナロクオンライン Mobile Story」の登録会員数が3月末時点で17万人を突破したほか、Android端末とiPhone向けに4タイトルを配信した。ソーシャルゲームプラットフォーム構築のための研究開発も行っているという。 なお、経常利益については、持分法投資損失が前年同期の5700万円から200万円に、為替差損が2600万円から700万円と大きく減少したことが寄与した。また、純利益については、これは有価証券売却益1億9000万円を計上したことによる。これまでの開示から恐らくブロッコリー株式の売却益であろうと思われる。 12月通期の業績予想については、連結子会社のGravityが業績予想を開示していないため、開示しない方針。
ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社
http://www.gungho.co.jp/

会社情報

会社名
ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社
設立
1998年7月
代表者
代表取締役社長CEO 森下 一喜
決算期
12月
直近業績
売上高1253億1500万円、営業利益278億8000万円、経常利益293億800万円、最終利益164億3300万円(2023年12月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3765
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