AQI、2011年3月期は営業益18.4倍に急拡大－「ブラウザ三国志」の好調で

AQインタラクティブ<3838>は、本日（5月10日）、2011年3月期の連結業績を発表し、売上高72億3900万円（前期比0.6％増）、営業利益10億7000万円（同18.4倍）、経常利益10億4100万円（同16.5倍）、当期純利益5億3700万円（同9.2倍）と大幅な増益を達成した。 同社では、引き続き「ブラウザ三国志」が好調に推移し、全体をけん引した、としている。また、マイクロキャビン株式の譲渡に伴い、特別利益として2億3600万円も計上した。 事業セグメント別の状況は以下のとおり。 ■ネットワークコンテンツ事業は、売上高32億5500万円（前期比271.8％増）、セグメント利益16億7700万円（同416.1％増）だった。「ブラウザ三国志」は、アクティブIDこそ落ち着きを見せたものの、会員当たりの客単価が上昇し、収益に大きく寄与した。 ■コンシューマーゲーム事業は、売上高24億5700万円（前期比39.4％減）、セグメント損益1億1500万円の赤字（前期1億3200万円の赤字）だった。 ■アミューズメント事業は、売上高15億2600万円（前期比32.6％減）、セグメント利益1億8200万円（同51.3％減）だった。自社販売、受託ともに前年比マイナスとなった。 　 ■2012年3月期の見通し 2012年3月期は、売上高78億円（前期比7.7％増）、営業利益10億円（同6.6％減）、経常利益10億円（同3.9％減）、当期純利益5億8000万円（同7.9％増）を見込む。この数字には、本日発表したマーベラスエンターテイメント<7844>、ライブウェアとの合併の数字を織り込んでいない、とのこと。