数字で見る幻想的な音楽ゲーム『Deemo』の力強さ…有料ランキングで堂々の首位、売上でも50位に迫る勢い

洗練された幻想的なストーリーと物哀しげな手描きイラストが調和した音楽ゲーム『Deemo』の勢いがすさまじい。これまでApp Storeの有料ランキングは、『パチスロ交響詩篇エウレカセブン2』と『Plague Inc. -伝染病株式会社-』が代わりばんこで首位のイス取りゲームを繰り広げていたが、11月13日に配信開始されたばかりの本作が颯爽と抜き去った。

『Deemo』は、情緒豊かな奥深い物語構成とリアルなピアノ音質、そして何よりもシンプルで直感的なゲームプレイが特徴的な音楽ゲーム。

遊べる楽曲は、有名作曲家による様々なジャンルの28曲が84種類のバリエーションで登場する。また、音楽ゲームとしての遊び方はもちろん、屋根裏部屋や図書館を調査して物語を読み解くアドベンチャー的な雰囲気を兼ね備えている点も魅力のひとつだ。

じつは本作、あの世界を熱狂させた音楽ゲーム『Cytus』(iOSAndroid)を手掛けた台湾のゲーム開発企業・Rayarkの最新作である。そんな抜群の前評判も手伝ってか、有料・売上の双方のランキングで順位を上げているようだ。
 

▲曲選択画面。躍動感あるイラストは、選択楽曲のバックボーンを表す。
 

▲プレイ画面。上から落ちてくるノーツ(譜面)を線に合わせてタイミングよくタップするといった、従来の音楽ゲームと同様の操作方法。しかし、判定が広々としており、たとえミスしてもそれをも感じさせない仕様は、繰り返し遊びたくなるポイントのひとつだ。
 

▲リザルト画面。「Game Center」を通じて、世界のプレイヤーとスコアを競える要素もあり。
 

▲「Deemo」と少女の物語。結末に向かって、プレイヤーたちはピアノを弾き続ける。


さて、肝心のランキングでは、前述している通り、2013年11月18日(月)9時調べでApp Storeの有料ランキングで首位を獲得している。また、本作は価格200円(税込)と手頃な値段ではあるが、売上ランキングでも60位台に位置しているなど、確かな存在感を示している。楽曲などを増やすゲーム内課金をはじめ、まだ配信開始されたばかりのことも考えると、50位以内にランクインする潜在能力を持ち合わせていることが伺える。なお、Android版は2013年12月に発表予定とのことだ。


■App Store 有料ランキング (ゲーム:1位) ※11月18日(月)9時調べ

出所:App Annie

■App Store 売上ランキング (ゲーム:66位) ※11月18日(月)9時調べ

出所:App Annie


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