ゲームロフト株式、「フランスSBF120指数」に組み入れ…高成長背景に株式市場で存在感増す

ゲームロフトは、本日(9月25日)、NYSEユーロネクスト・パリ証券取引所専門家指数委員会決定に基づき、同社株がフランスSBF120指数に組み入れられたと発表した。この決定は、9月23日のマーケット開始時より適用されるとのこと。 「SBF120指数」は、ユーロネクスト・パリ取引所に上場しているフランス企業株の中で、時価総額と流動性が高い120銘柄で構成されている株価指数。モバイルゲーム企業である同社も業績の伸びとともに(関連記事)、株価も上昇し、株式市場における存在感が高まっているようだ。 ゲームロフトの過去1年間における株価の推移は以下のとおり。1株5ユーロ台だった株価は直近では7ユーロ台に上昇している。時価総額も400万ユーロ台から9月24日には575万ユーロまで伸びている。  

【ゲームロフト株価の推移】

出所:ブルームバーグ   ■ミシェル・ギユモ氏(ゲームロフト社 最高責任者・創業者) 「フランス SBF120 指数への加入は、我々の株式市場パフォーマンスにおける大きなステップとなります。日々当社が成功するために貢献し、この英断を現実に可能なものにしてくれた、ゲームロフトの全てのチームをお祝いしたいです。」   ■ゲームロフトの歴史(リリースからの抜粋) 1999 年、ミッシェル・ギユモは新世代の携帯電話におけるエンターテインメントプラットフォームへの限りない可能性を予測しました。そして携帯電話に最適化されたエンターテインメント性に富むハイクオリティゲームを創出するため、ゲームロフト社を設立しました。先駆者であるゲームロフト社は、Java と Brew の携帯電話の為に世界的に先駆けてゲームを開発した会社の一つです。 2003 年、ゲームロフト社は 100 を超える携帯電話に最適化したゲームの開発を始めました。同年には収益が黒字化しています。 2004 年、ゲームロフト社は「アスファルト」シリーズの初代作となるゲームをリリースし、それは現在のモバイルとデジタルプラットフォームにおいての金字塔となっています。その後、ゲームロフト社は携帯電話向けに初となる3D ゲームを提供し、世界的大手ライセンサーと協業してゲーム開発を続け、さらなる躍進を遂げました。 2008 年、ゲームロフト社はスマートフォンやタッチスクリーン型のインターフェースに移行する事に成功しました。同社は App Store が 2008 年 7 月 9 日にストアをオープンしてから 6 本のゲームを提供した最初のゲーム会社となります。また同年、ゲームロフト社は初となる年間売上高の 1 億ユーロ超えを達成しました。 2009 年、ゲームロフト社は最も成功を収めているシリーズ、「ダーククエスト」、「モダンコンバット」、「ギャングスター」の 3 タイトルを配信開始しました。 2013 年は『怪盗グルーのミニオンラッシュ』の世界的なヒットを記録し、同タイトルでゲームロフト初となる 1 億ダウンロードを突破するという快挙を達成しました。また本年はゲームロフト公式 Facebook ページのファンが 1,000 万人を超えた年でもあります。