電波の杜、位置情報ゲーム『妄想の帝国』を「Mobage」でリリース

電波の杜は、携帯電話やスマートフォンの位置情報機能を利用して日本全国に自分の帝国を築いて遊べる位置情報ゲーム『妄想の帝国』を「Mobage」でリリースした。フィーチャーフォンとスマートフォンに対応している。基本プレイ無料のアイテム課金制。 本作は、2003年より、炭谷大輔氏が考案し個人で運営を始めた位置情報ゲーム。携帯電話の位置情報を使って日本全国を市区町村単位で奪い合い、プレーヤーが自分の好きな帝国を作ることができる。リアルな場所にバーチャルなゲーム空間を被せる独特の感覚が楽しめる。今回、この「妄想の帝国」をソーシャルゲーム向けにカスタマイズし、同時にスマートフォンにも対応した。 この位置情報コンテンツは、仮想世界で遊ぶ一般的なゲームとは異なり、現実に自分がいる場所に自分の「世界」を作ることができる。実際にその土地へ行き、携帯電話で位置情報を発信することで、その土地を支配できるとのこと。 ゲーム登録時に、自分の「帝国の名前」を決めたら、トップ画面の「レーダー」を起動すると、位置情報を通知して付近の地域をサーチして最寄りの市を1つ表示する。そこへ入ると、その市を自分の帝国の「領土」にできる。その市に他のプレーヤーがいなければ、その市は100%自分の領土にすることができる。 他のプレイヤーが支配していた場合、他のプレーヤーに戦いをしかけて支配者の地位を奪うこともできる。帝国の国力がHPとなり、手持ちのアイテムや武器の組み合わせで攻撃力が変化する。また他のプレイヤーが支配者であっても自分の領土であることに変わりはないため、無理に攻撃する必要もない。 支配地域は市区町村単位からで、約2000の市区町村をコレクションすることができる。領土にアクセスして統治すると、国力が上がるなどのメリットもある。このほか、哨戒活動中、出現した旧日本軍の戦艦や戦車、戦闘機を倒すと接収して利用することもできるという。     ■関連サイト 『妄想の帝国』