【海外アプリ研究】vol.08 『Jetpack Joyride』…2年以上ランキング上位のロングヒットアプリを徹底分析!

海外アプリ研究第8弾は「Jetpack Joyride」。本アプリはなんと2011年のリリースから2年間以上、ランキング上位を維持しているという、業界では稀に見るロングヒットアプリ。注目は、「アクションゲームの王道」の展開を全部盛りと言っていい程スマホで取り入れている点。過去テレビゲーム等で楽しんだことのあるゲーム要素がふんだんに使われています。   1.アプリ概要 ・アプリ名: Jetpack Joyride ・デベロッパー名: Halfbrick Studios ※オーストラリアのデベロッパー ・OS: Android/iOS ・インストール数(GooglePlay): 10,000,000 – 50,000,000 ・評価数(GooglePlay): 349,002 ・評価(GooglePlay): 4.5 ・Android版iOS版 ※上記2013年9月14日時点   2.コンテンツ概要 Temple Runのように障害物を避けながら進む距離を伸ばしていくスタイルのアクションゲーム。本アプリは横スクロールで進行していきます。ゲーム中で獲得、また課金によるコインでゲーム攻略に効果的なアイテムを購入できる等の展開も取り入れています。ゲームを盛り立てる細かなゲーム要素の豊富さが他のアクションゲームアプリよりも秀でているポイントかと。   3.米の売上ゲームランキング 2011年9月1日にリリースされ、既に2年以上経過していながら、今年8月においてセールス、無料ランキングどちらも100位以内にランクイン。   (AppDB参照:http://appdb.lab.applica.jp/     4.リリース後2年間のセールスランキング推移 過去2年間のセールスランキングで、継続的に200位以内をキープ(AppAnnie参照)。     5.ゲーム内容 ゲームがスタートすると自動的にキャラクターが横に進行します。多彩なアイテムを駆使して障害物を回避したり、アイテム購入に繋がるコインを獲得したり、といったことを続けながら進行距離を伸ばしていく流れ。一度でも障害物と接触してしまうとゲームオーバー。       6.ゲーム要素一覧 ①雑魚キャラを倒す ②コイン獲得 ③アイテム使用 ④ライフポイント ⑤障害物 ⑥ご褒美 ⑦ミッション ⑧レベル       7.課金ポイント コイン課金(アイテム/ライフ購入用)。     8.広告設置箇所 ゲーム終了時に全面広告表示。       9.所感 テレビゲーム(特にスーファミ時代)のアクションゲーム(マリオ、ファイナルファイト、パロディウス・・)の要素が全部盛りといった印象。スマホのカジュアルゲームでここまで取り入れている例は他にあまり無いかと。 2年前のリリースから各種アイテム等の更新を重ねてきているようですが、完成度の高さから上位ランクを維持していることは頷けます。   ※海外アプリ研究スライド版はこちら   ■筆者: 福島智晴(ふくしまともはる) アプリ・Webデベロッパーの収益支援事業を行う、ライヴエイド株式会社General Manager。 ネット広告代理店、アプリ開発事業、アドネットワーク事業の経験から、広告マネタイズを中心にデベロッパーの収益拡大サービスを構築。2013年6月に全面型アドネットワークAID(エイド)をリリース。 ・全面型アドネットワークAID(エイド): http://www.aid-ad.jp/ ・ライヴエイド株式会社公式WEB: http://www.facebook.com/LIVEAID.inc ・Facebookアカウント:http://www.facebook.com/tomoharu.fukushima ・Twitterアカウント:https://twitter.com/haltoomo